多くのネイルサロンには、甘皮処理のメニューがあります。
爪にネイル材料をつける前の下処理として、爪の生え際まで薄皮を取り除きます。
甘皮を爪の根元に向かって押し上げたり、
場合によったら切り取ったりすることもあります。
甘皮の処理をすると、爪周りがキレイに整って見えます。
しかし、一歩間違えると、ささくれの原因になりますし、
誤って爪母を傷つけてしまうと、一生涯、爪に深い筋が入ってしまうかもしれません。
甘皮は
爪と 爪の付け根の皮膚との境目にある枠のようなものです。
爪の付け根あたり、爪半月と甘皮の一帯は「爪母」といって、
その名が示すとおり爪を作っている大事は部分です。
爪母を傷つけてしまうと、爪が一生変形してはえてきてしまう場合があります。
何かの衝撃で 爪母を傷つけてしまうと ダメージのある爪と一生付き合うことになります。
爪母は、とても大切にしていただきたい部分です。
ご自宅で爪のケアをされるなら、
爪をお湯でふやかした後に、薄皮をコットンでふき取り程度はやってもいいのですが、
甘皮はいじらないほうが賢明です。
甘皮をニッパーで切ったりは絶対にしないでください。
爪に張り付いている甘皮をすべてカットしてしまうと、
付け根から指の第一関節のほうに向けて、皮膚がぺらっと剥けてしまいます。
すると、そこから雑菌が入り込みます。
甘皮は体内に雑菌が入らないよう蓋の役割をしています。
だから、絶対に切り取ってはいけないのです。
ささくれが出ていると
ピッと引っ張って取りたくなるものです。
これも、是非やめてほしい行為です。
例えば、甘皮の一部が剥がれて、ピョンと飛び出したささくれは、
とても気になるので、引っ張ってしまいがちですよね。
甘皮は指の皮膚と繋がっていますから、川が剥がれ、出血することも。
ささくれが見つかったら、小さなハサミでカットして、オイルで保湿しておくといいです。
ささくれには、二種類あります。
皮膚のささくれと爪のささくれです。
皮膚のささくれは、乾燥や、摩擦によって、皮膚がむけるが原因です。
乾燥や摩擦を防ぐために、家事の際に手袋をしたり、オイルを塗って保護するとできにくくなります。
爪のささくれは、ストレスポイントから爪が裂けて出てきたもの、
爪の一部と考えられています。
原因は、衝撃と乾燥と摩擦です。
爪のささくれの防止にも、やはり、保湿が大事です。
オイルを爪の裏側から塗って、ストレスポイントにも流れ、爪全体を保湿できます。
甘皮を無理に処理せず、
爪全体を保湿することで、ささくれも防止して、
健やかで 美しい爪でいましょう(^_-)-☆
岐阜駅前にて、爪ケア専門のサロンです。
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