足の爪切り、歳を重ねて、届きにくいからといって、いい加減に切ったりしないことがが大事です。
なぜなら、切り方によって、巻き爪の原因になったり、陥入爪と言って、指に刺さって生えてきたりして、痛みで歩けなくなったりするからです。
足の爪や、指に問題を抱えていると、歩くことに痛みを感じたり、正常な動きができなくなったりします。
歩くのがおっくうになって出歩くことが減ると、全身の筋力が衰えたり、気持ちが沈んだりして、心身の健康が損なわれやすくなります。
そもそも 爪の役割 とは何でしょう
物をつかんだり、指先に力を入れやすくします。
指先を外部からの衝撃から保護してくれます。
指先の触覚を高めてくれます。
爪がなければ、手の場合、物がつかみにくくなるため細かい作業がしにくくなります。
足の場合、力が入らないため、地面が掴めなく踏ん張りがきかなくなり、歩き方のバランスが崩れ、転倒しやすくなったり、スポーツの際のパフォーマンスも著しく下がります。
爪の形
爪にとって、適度な爪の長さ、適度な爪の幅がとても重要です。
この2つが満たされてこそ、爪の役割が十二分に発揮されるのです。
形は、四角の角を丸くしたスクエアオフ、育爪のアークスクエアが理想です。
爪のサイドを斜めにきると、巻き爪や陥入爪の原因となります。
適度な長さ
指先の皮膚から約1ミリ後退した位の長さがちょうどよく、外部からの爪に対する衝撃から皮膚が守ってくれます。
爪の長さは、深爪にしすぎると、爪の伸びる方向の皮膚が、隆起し爪の成長の妨げとなるだけでなく、まわりの皮膚から圧力を受けた爪が、皮膚に食い込み痛みげ出ます。
その痛みを緩和しようと爪切りでさらに深爪にすると、爪の切り残し(爪棘)が角に残り、状態はますます悪化していきます。
反対に、伸ばしすぎると、爪と皮膚の境界部から先の爪が側方から圧迫を受け、巻き爪になりやすくなります。
長さがあることにより、外部からの爪に対する衝撃も増え、内出血を起こしたり、割れ爪の原因になります。
足の爪を整える
爪の伸びる速度は、手の爪の場合、半年で生え変わり、足爪の場合、1年かかります。
一か月、1~1.5mmと言われていますので、一か月に一回のペースがベストです。
できればニッパー、もしくは爪切りで、入浴後や足湯などで柔らかくなった爪を、端から少しづつ(1mm)切り落としていきましょう。
乾燥して硬くなっている爪を一気に切ろうとすると、割れてしまいます。
大体の形に切れたら、爪用の紙やすりで形を整え仕上げていきます。
整えたら、オイルで保湿します。
いい加減な爪切りは、歩行に影響します。
歩行に影響したら、健康に影響します。
正しい、丁寧な爪の整え方で、いつまでも健康でいましょうね。
岐阜駅前にて、爪ケア専門のサロンです。
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